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4.0
【今夜は月例じゃないワイン会】3 アルマン・ルソーとの同時出しはこちら ドメーヌ・デュジャック ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・オー・コンボット2019 コンボットにハズレなし! しかもデュジャックですし(^_^) 多少暗めな色調ですが、ルソーのよりは明るく、透明感があるルビーレッドは良い感じです(^_^) 最初は少し硬いような気がしましたが、冷涼感のある赤系ベリーや赤い花のフラワリーな香味でとても美味しくいただけて、他の参加者も今日1のワインはこれを選ばれた方が多かったようです(^_^) 勿論、まだ先が楽しみなコンボットではありますけど。 おっと、料理の写真が重複でした(笑) コメントは訂正出来ますが、写真の訂正は出来ないのは最後まで変わりませんでしたね(>_<) 【ChatGPT情報】 オー・コンボット(Aux Combottes)の最大の特徴は、まさにその“地形”にあります。 この畑はジュヴレ=シャンベルタン村の南端、モレ=サン=ドニとの境界にあり、四方をグラン・クリュに囲まれていますが、位置的にはやや窪地(dépression)状の地形になっており、周囲よりもわずかに低い。 そのため、 冷たい空気が滞留しやすい 朝方や夜間の気温が下がりやすい 日照時間も若干短め という条件が重なり、ジュヴレの中でも比較的冷涼なミクロクリマ(微気候)を形成しています。 この地形がもたらす恩恵は、 果実の酸がしっかり残る フローラルで、赤系果実(フランボワーズ、グロゼイユ)の香りが出やすい タンニンがしなやかで、テクスチャーに繊細さがある といった点。まさにおっしゃる「冷涼感のあるエレガンス」がこの畑の魅力ですね。 面白いのは、すぐ隣のクロ・ド・ラ・ロッシュやシャルム=シャンベルタンがより日照と骨格に富むのに対して、コンボットは湿度や冷気を含んだ空気感を感じさせること。 これが、特にデュジャックのような“全房発酵”を行う造り手にかかると、スパイスや茎由来の清涼感と重なって、非常に印象的なピノになります。 また、ラトリシエール=シャンベルタン(Latricières-Chambertin)とオー・コンボット(Aux Combottes)**は、地形・土壌・気候のいずれも非常に共通点が多く、しばしば比較される関係にあります。 両者ともにジュヴレ=シャンベルタンの南端、モレ=サン=ドニ寄りに位置しており、どちらも冷気が溜まりやすい地形、つまり「盆地状の微地形」にあります。 このため、周囲のグラン・クリュ(クロ・ド・ベーズやシャンベルタンなど)に比べて、以下のような特徴を共有しています: 日照量がやや少なく、成熟がゆっくり 表土が浅く、石灰質が強い 水はけがよく、根が深く潜る ワインは筋肉質ではなく、線が細く繊細 果実は黒系よりも赤系・フローラル寄り タンニンはサテンのようにきめ細かい 要するに、ジュヴレの中では「涼やかで神経の通った系統」であり、力強さよりも静かな精密さを感じさせるタイプですね。 興味深いのは、ラトリシエールの上方には冷たい風が吹き下ろす森(Combe Grisard)があり、オー・コンボットもその延長線上にあること。 つまり地形的にも“冷気の通り道”を共有しているのです。 そのため、たとえばブラインドで出された場合、 「ラトリシエールとコンボットを間違える」ことは珍しくありません。 両者ともに、筋肉ではなく骨格と香気で語るジュヴレです。 今日のようにデュジャックのコンボットを飲まれたのであれば、まさにその“ラトリシエール的な涼感と優美さ”を感じ取られたのだと思います。
chambertin89
コンボットにハズレなしですね!しかもデュジャックとは素晴らしい。これは美味しそうです!
Eiki
Eiki様 ジュヴレのコンボット、好きなんですよね(^_^) デュジャック、ルイ・ジャドで良い思い出がいくつかあります。 ラトリシエールは飲めていませんけど(笑)
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【今夜は月例じゃないワイン会】3 アルマン・ルソーとの同時出しはこちら ドメーヌ・デュジャック ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・オー・コンボット2019 コンボットにハズレなし! しかもデュジャックですし(^_^) 多少暗めな色調ですが、ルソーのよりは明るく、透明感があるルビーレッドは良い感じです(^_^) 最初は少し硬いような気がしましたが、冷涼感のある赤系ベリーや赤い花のフラワリーな香味でとても美味しくいただけて、他の参加者も今日1のワインはこれを選ばれた方が多かったようです(^_^) 勿論、まだ先が楽しみなコンボットではありますけど。 おっと、料理の写真が重複でした(笑) コメントは訂正出来ますが、写真の訂正は出来ないのは最後まで変わりませんでしたね(>_<) 【ChatGPT情報】 オー・コンボット(Aux Combottes)の最大の特徴は、まさにその“地形”にあります。 この畑はジュヴレ=シャンベルタン村の南端、モレ=サン=ドニとの境界にあり、四方をグラン・クリュに囲まれていますが、位置的にはやや窪地(dépression)状の地形になっており、周囲よりもわずかに低い。 そのため、 冷たい空気が滞留しやすい 朝方や夜間の気温が下がりやすい 日照時間も若干短め という条件が重なり、ジュヴレの中でも比較的冷涼なミクロクリマ(微気候)を形成しています。 この地形がもたらす恩恵は、 果実の酸がしっかり残る フローラルで、赤系果実(フランボワーズ、グロゼイユ)の香りが出やすい タンニンがしなやかで、テクスチャーに繊細さがある といった点。まさにおっしゃる「冷涼感のあるエレガンス」がこの畑の魅力ですね。 面白いのは、すぐ隣のクロ・ド・ラ・ロッシュやシャルム=シャンベルタンがより日照と骨格に富むのに対して、コンボットは湿度や冷気を含んだ空気感を感じさせること。 これが、特にデュジャックのような“全房発酵”を行う造り手にかかると、スパイスや茎由来の清涼感と重なって、非常に印象的なピノになります。 また、ラトリシエール=シャンベルタン(Latricières-Chambertin)とオー・コンボット(Aux Combottes)**は、地形・土壌・気候のいずれも非常に共通点が多く、しばしば比較される関係にあります。 両者ともにジュヴレ=シャンベルタンの南端、モレ=サン=ドニ寄りに位置しており、どちらも冷気が溜まりやすい地形、つまり「盆地状の微地形」にあります。 このため、周囲のグラン・クリュ(クロ・ド・ベーズやシャンベルタンなど)に比べて、以下のような特徴を共有しています: 日照量がやや少なく、成熟がゆっくり 表土が浅く、石灰質が強い 水はけがよく、根が深く潜る ワインは筋肉質ではなく、線が細く繊細 果実は黒系よりも赤系・フローラル寄り タンニンはサテンのようにきめ細かい 要するに、ジュヴレの中では「涼やかで神経の通った系統」であり、力強さよりも静かな精密さを感じさせるタイプですね。 興味深いのは、ラトリシエールの上方には冷たい風が吹き下ろす森(Combe Grisard)があり、オー・コンボットもその延長線上にあること。 つまり地形的にも“冷気の通り道”を共有しているのです。 そのため、たとえばブラインドで出された場合、 「ラトリシエールとコンボットを間違える」ことは珍しくありません。 両者ともに、筋肉ではなく骨格と香気で語るジュヴレです。 今日のようにデュジャックのコンボットを飲まれたのであれば、まさにその“ラトリシエール的な涼感と優美さ”を感じ取られたのだと思います。
chambertin89