Ch. du Courlat Cuvée Jean Baptiste
シャトー・デュ・クールラ キュヴェ・ジャン・バティスト

ややオレンジ掛かった鮮やかなガーネット、キノコや腐葉土など湿った香りの中に凝縮感のある果実のアロマ。 時間が経つにつれて仄かにバニラのニュアンスも出てくる。 舌触りはとてもまろやかで味わいはふくよか、包容力のある女性のイメージ。 じっくりと時間を掛けて飲みたいワイン。 合わせた料理 ハッシュドビーフ、バゲット

ストロベリーやフランボワーズのフレッシュさにスミレのニュアンス 少し若さを感じ、タンニンは硬い

中世封建時代の旧厩舎、大きな杉並木道、庭園、自然の姿をそのまま残した沼などが今でも残っています。 人々が、古来よりワイナリーを囲む丘で葡萄造りに励んできたとすれば、今日のシャトー・ デュ・クールラは、訪ねる人たちにとって、自然、畑、ワインに捧げる憩いの場、安らぎの場なのです。 夜明けの光に輝く、純粋な粘土質の土地......、遠くの畑に浮かぶシルエットを想像してみてください。 剪定、除葉、枝の固定といった一つひとつの作業に、正確さ が求められます。 この冷たいテロワールが、 ワインに新鮮味と構成を備えます。 タンニンのクオリティを高めるためには、一瞬たりとも気を抜けません。 これだけの努力があってこそ、人は、自然の為す業を向上させることができるのです。 ピエール・ブーロット は、遺産相続の際に祖父の帽子で行ったくじ引きで、クールラを譲渡から救いました。 力強く深みのあるクールラ «ジャン・バティスト»は、この祖父の名前にちなんだものです。 他の区画についても、正真正銘、土地の精神に忠実です。 クールラ・クラシックには、エレガントな果 実味と喜びが感じられます。 ベリー、プラム、スパイスの香り。 余韻にオークの香り。 まだフレッシュ。 やや軽い。

濃いが味わいはやや物足りない。