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3.5
ラ・ヴリーユのヴァッレ・ダオスタ・ヴュイレルメン ラ・ヴリーユはフランス人の船乗りがヴァッレ・ダオスタに移って始めたワイナリーで、植樹は1991年、瓶詰めは2005年。シャンバーヴ地区のミュスカが名高く、古くから各種評価本に記載のあったドメーヌですが、日本へは未入荷でした。品種はイタリアでも最もレアな品種の1つであるヴュイレルメン。この品種のワインは2度目で、もしかしたらこれが最後になるかも。。 やや濁りのある茶色がかったルビー色。馬小屋、八角、腐葉土。 香りには果実感がなく、腐敗酵母由来と思われるやや不快な香りがします。しかしそこは味でカバー。じわじわと強烈な旨味が広がってくるタイプで、味わいは竹や藁を思わせる「陰と和」が調和したような印象があり、一般的なワインから乖離したオリジナリティ溢れるもの。酸味とタンニンはあまり感じません。強いて近似的なものを挙げるとしたらモンテプルチアーノか。久々に「これぞ土着品種」というワインを飲めて満足です。
mattz
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ラ・ヴリーユのヴァッレ・ダオスタ・ヴュイレルメン ラ・ヴリーユはフランス人の船乗りがヴァッレ・ダオスタに移って始めたワイナリーで、植樹は1991年、瓶詰めは2005年。シャンバーヴ地区のミュスカが名高く、古くから各種評価本に記載のあったドメーヌですが、日本へは未入荷でした。品種はイタリアでも最もレアな品種の1つであるヴュイレルメン。この品種のワインは2度目で、もしかしたらこれが最後になるかも。。 やや濁りのある茶色がかったルビー色。馬小屋、八角、腐葉土。 香りには果実感がなく、腐敗酵母由来と思われるやや不快な香りがします。しかしそこは味でカバー。じわじわと強烈な旨味が広がってくるタイプで、味わいは竹や藁を思わせる「陰と和」が調和したような印象があり、一般的なワインから乖離したオリジナリティ溢れるもの。酸味とタンニンはあまり感じません。強いて近似的なものを挙げるとしたらモンテプルチアーノか。久々に「これぞ土着品種」というワインを飲めて満足です。
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