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2.5
NV ボデガス・イダルゴ ラ・ヒターナ マンサニージャ サンルーカル・デ・バラメダ カディス アンダルシア/スペイン 水曜日のワイン。 ここのところ、すっかりシェリー付いていますが、フィノ系のシェリーに限定しても、本当にキリがないくらいバリエーションがあって、戸惑いつつも楽しませてもらっています(苦笑) 今回いただいているマンサニージャ/Manzanillaも、vinicaを始めてから9年で3本の投稿だったのが、この3ヶ月で3本追加となりました。 マンサニージャは、辛口シェリーの代名詞、フィノ/Finoと、基本的には同じものですが、アンダルシアの港街、サンルーカル・デ・バラメーダで生産したものだけしか名乗れない名称です。 フロール(熟成中にワインの表面に発生する産膜酵母)の影響による、独特の風味はフィノと共通していますが、海に近い産地だけあって、潮風のような香りと強い塩味がマンサニージャならではの、もちろんこのワインにおいても、ハッキリとした特徴になっています。 インポーターによるWEB情報では、このシェリーの味わいは「フレッシュなリンゴの香りが広がる、すっきりとした辛口タイプです」と説明しています。 概ねその通りの風味だと思いますが、リンゴはリンゴでも、まだ熟していない渋さやエグ味を含んだ、状態としての青リンゴでしょうし、個人的には「レモンの塩漬けみたいな風味」というのがしっくりきます。 レモンピールみたいな苦みもしっかりと感じられる「大人な味わい」のシェリー。 娘氏が買ってきてくれていた、「かっぱえびせん 完熟かぼす味」を合わせてみたら、潮風の風味とも良くマッチして、これはもう「やめられない、とまらない♪」。貪るように、食べ&飲んでしまいました(苦笑) ちなみに、ワイン名の「ラ・ヒターナ/La Gitana」は、エチケットに描かれている「ロマの女性」のことで、フランスの有名なタバコ、「ジタン(正しく読むとジターヌ?)/Gitanes」と同じ意味/語源ですね。 以前(40年以上前!)、煙草を嗜んでいた頃に何度かジタンを吸ったことがありますが、磯臭いというか、湿った潮風のような「塩っぱさ」を感じる、独特な風味の強烈な印象が残っています(笑) マンサニージャの、シーブリーズ(海風)のような爽やかさとは方向性の異なるフレーバーですが、港街のエキゾチックな雰囲気を感じる香りでした…。 塩っぱさを感じるシェリーを飲みながらかっぱえびせんを食べているだけで、目の前には南ヨーロッパの小さな港街の景色が広がり、ちょっとした世界旅行を楽しめました(笑笑)
iri2618 STOP WARS
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NV ボデガス・イダルゴ ラ・ヒターナ マンサニージャ サンルーカル・デ・バラメダ カディス アンダルシア/スペイン 水曜日のワイン。 ここのところ、すっかりシェリー付いていますが、フィノ系のシェリーに限定しても、本当にキリがないくらいバリエーションがあって、戸惑いつつも楽しませてもらっています(苦笑) 今回いただいているマンサニージャ/Manzanillaも、vinicaを始めてから9年で3本の投稿だったのが、この3ヶ月で3本追加となりました。 マンサニージャは、辛口シェリーの代名詞、フィノ/Finoと、基本的には同じものですが、アンダルシアの港街、サンルーカル・デ・バラメーダで生産したものだけしか名乗れない名称です。 フロール(熟成中にワインの表面に発生する産膜酵母)の影響による、独特の風味はフィノと共通していますが、海に近い産地だけあって、潮風のような香りと強い塩味がマンサニージャならではの、もちろんこのワインにおいても、ハッキリとした特徴になっています。 インポーターによるWEB情報では、このシェリーの味わいは「フレッシュなリンゴの香りが広がる、すっきりとした辛口タイプです」と説明しています。 概ねその通りの風味だと思いますが、リンゴはリンゴでも、まだ熟していない渋さやエグ味を含んだ、状態としての青リンゴでしょうし、個人的には「レモンの塩漬けみたいな風味」というのがしっくりきます。 レモンピールみたいな苦みもしっかりと感じられる「大人な味わい」のシェリー。 娘氏が買ってきてくれていた、「かっぱえびせん 完熟かぼす味」を合わせてみたら、潮風の風味とも良くマッチして、これはもう「やめられない、とまらない♪」。貪るように、食べ&飲んでしまいました(苦笑) ちなみに、ワイン名の「ラ・ヒターナ/La Gitana」は、エチケットに描かれている「ロマの女性」のことで、フランスの有名なタバコ、「ジタン(正しく読むとジターヌ?)/Gitanes」と同じ意味/語源ですね。 以前(40年以上前!)、煙草を嗜んでいた頃に何度かジタンを吸ったことがありますが、磯臭いというか、湿った潮風のような「塩っぱさ」を感じる、独特な風味の強烈な印象が残っています(笑) マンサニージャの、シーブリーズ(海風)のような爽やかさとは方向性の異なるフレーバーですが、港街のエキゾチックな雰囲気を感じる香りでした…。 塩っぱさを感じるシェリーを飲みながらかっぱえびせんを食べているだけで、目の前には南ヨーロッパの小さな港街の景色が広がり、ちょっとした世界旅行を楽しめました(笑笑)
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