ワイン会。 ボルドー2本目は、シャトー・デュクリュ・ボーカイユ・サン・ジュリアン2000年を頂きました。 前オーナーの80年代ではとても品質にばらつきのある悪名高き？デュクリュでしたが、90年代中頃から素晴らしい品質になりました。 少し柔らかくなり始めた感じの濃いガーネット。 カシスやブラック・フルーツにシーダーやアニマルなどが香ります。 硬いフレーバーで、肉系の酸味を感じる若さも未だ残っていますが、とても長くて綺麗な余韻。 だんだん少しずつ開いてきますとエレガントな果実で、美しい芳香とフレーバーのバランスが非常に素晴らしい感じです。ただグレート・ヴィンテージの層の厚い果実味とタンニンが綺麗にほぐれるには後15年はかかるのではないでしょうか。 素晴らしかったです。

Marcassin