今週のプチ・ワイン会はブルゴーニュのプルミエ・クリュがテーマ。赤はブラインドで頂きました。3本目はドメーヌ・フーリエ・シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・グリュアンシェル・ヴィエイユ・ヴィーニュ2011年を。ご存知超人気ドメーヌ・フーリエのシャンボール1級です。 薄めの綺麗なルビー色。その色そのものと言うべきフレッシュ・ストロベリー・ジャム。チェリーに白胡椒等のスパイスがしっとりと溶けて、意外としっかりとしている透明感のある果実味。ミディアム・ボディでバランスも良いのですが、全体的にシンプル過ぎで、食事と合わせるにしても、あまり合わせ用のない感じが否めません。余韻も普通で、プリミエにはもう少し期待したいところですが、11年なら仕方がないのか。さらなる熟成でウエイトを得られれば良いのですが、後は単体で楽しむのが良いような感じでした。

Marcassin