Roagna Langhe Rosso写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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LLLLLL

REVIEWS

ワインRoagna Langhe Rosso(2015)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2022-09-21
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所THE CELLAR online store
購入単位ボトル
価格帯5,000円 ~ 6,999円
価格
インポーターテラヴェール

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2015 ロアーニャ ランゲ・ロッソ ピエモンテ/イタリア 水曜日のワイン。 私はネッビオーロが苦手です。 このことは、もう何度もvinicaのレビューに書いてきましたし、その理由についても事あるごとに述べてきました。 強過ぎるタンニンと、その渋みのタイプが自分の味覚の許容範囲を超え、耐え難い喉の渇きや舌の痛み(ビリビリ?笑)を覚えるという、シンプルな理由です。 しかし、今日このワインを飲んで、少し軌道修正をする必要を感じました。 ネッビオーロの精華とも言えるバローロやバルバレスコは、モダンとか古典というスタイルの違いがあっても、本来の「飲み頃」を迎えるまでには、少なくとも20年や30年が必要なのではないか? と思われます。 若いバローロやバルバレスコをいただいた時に感じる強い「渇き」は、単純なタンニン耐性の低さだけではなく、熟成状態への不満や欠乏感の表れかもしれないーーそんな風に思ってしまったのです。 晩ごはんの豚肉の味噌漬け焼きに合わせて開けた、久しぶりのネッビオーロは、伝統的なネッビオーロの作り手・ロアーニャのランゲ・ロッソ。 彼らのバルバレスコやバローロは、樹齢40年以上のぶどうが使用され、その基準に満たない「若樹」から収穫されたものは、このランゲ・ロッソの生産にまわされるそうです。   若樹といっても、樹齢20〜30年が中心だそうですから、普通なら主力といっても差し支えないような勢いのある世代ですが、この作り手にあってはヒヨッコ扱いされているのですね…。 さてこのワイン、中身に入る前、抜栓の時から驚かされました。 まったく古いワインでもないのに「中折れ」してしまったのです。 何と、コルクは全長55ミリ。舐めていたわけではありませんが、かなり長さの見当を間違えました。 気を取り直してワインをグラスに注ぎます。 外観は、素晴らしい透明感と艶のある明るく淡いルビー。 微かにオレンジのトーンが入り、粘性もたっぷりありそうな、いかにもネッビオーロらしい見た目です。 グラスからは、フランボワーズとブラックチェリー、プラムやプルーンの甘く熟した果実香。 次いで、生花とドライフラワーの薔薇の素晴らしいMIXブーケ。 シナモンやスターアニスのような茶色のスパイス、仄かに白檀や伽羅のようなインセンス系の香りも交ざります。 口に含むと、果実の旨みの強い凝縮感がありますが、口あたりは驚くほどしなやかで軽やか。 実に洗練された味わいです♪ 「エレガント」という表現がこれほど相応しいワインだとは、正直なところ、思っていませんでした。 ロアーニャといえば100日間という超長期間のマセラシオンが話題になりますが、すべてはこの上品な旨みの抽出のためなのか⁉︎ と納得させられます。 これがエントリークラスのワインとは、驚くしかありません。 いま飲んで何の不満もないはずの美味しいワインですが、熟成の先が見えないという、このクラスにあるまじきポテンシャルに、強い渇きを覚えます。 タンニンは、全体に溶け込んでいる感じで、極めてなめらかでまろやか。最初は、その存在をほとんど感じなかったほどです。 しかし、熟成への「渇き」を感じた途端、待ってました!とばかりに口の中で主張を始めます。 やはり、私はネッビオーロが苦手です。でも、同時にそんなネッビオーロが大好きなことに、このワインを飲んでいて、改めて気がつきました。

iri2618 STOP WARS

L

iri2618さんのコメントで、(大好きなこれ)飲んだ気になりました(笑)。美味しいですよね。常々、ネビオロ苦手な人には、まずはこれを飲んでみてほしいと思ってました(笑) 因みに私は、ネビオロのタンニンはokなのですがパルベーラの酸味に苦手意識があります。ほんと、人それぞれですね(笑)

funza

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前に5、6年物くらいのちゃんとしたバローロ飲んで硬すぎて大失敗して以来バローロは基本最低2、30年くらいは寝かせたものにしてます。4、50年でも平気で持ちますしバローロはやはりモンスターですね。

So1214

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funzaさん 遅くなりましたが、コメントありがとうございます。これは本当に素晴らしいワインですね♪ ネッビオーロ苦手な私が飲んでも文句なしに美味しかったです。ただ、そのせいで、ネッビオーロ苦手な本当の理由がわかった気がします。 バルベーラの酸が苦手とのことですが、私も苦手なヤツがあります(笑) イノシシのラベルの赤い方とか、本当に酸がキツくて、私もパスするレベルです…是非、ブライダあたりのハズレなしのバルベーラをお楽しみください!

iri2618 STOP WARS

L

So1214さん 遅くなりましたが、コメントありがとうございます。バローロは、いわゆる「良年」ほど厳しいですね(>_<) 生まれて初めてのバローロ体験が、1990年ぐらいに飲んだ1978年産の「ラ・ローザ」というクリュ・バローロでしたが、舌を抱えて走り出したくなるような強烈な渋みでした…思えばそれ以来、ネッビオーロ苦手が続いています(苦笑) 最低20〜30年に大賛成です‼︎

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