その日は素敵な皆様とこじんまりとワインをご一緒させて頂きました。 なんと今年初のワイン会でございます。 本数が少ないながらとても貴重な経験となりました。 5本目はモダンバローロの起源と一人、ロッケ・ディ・マンゾーニのヴィーニャ・カペラ・ディ・サン・ステファノでございます。 これが最後の一本、面持ちはいかがでしょうか。 まだ若々しいガーネットの外観。 バラや八角、スミレの花のような香りで、まだ豊富な暴れるタンニンはブラッドオレンジのリキュールの風味を感じる。 酸味は中庸で、粘性は高め。 迫ってくるようなタンニンと枯れ始めた果実はミンティでもあり複雑な表情を見せる。 モダンといいつつ、クラシック派もビックリの豪快タンニン。 ワインはやはり色んな表情を見せてくれます。 かなり勉強になったワイン会でございました。

vin-be 1.1

悩んでいます。 失礼を承知の上で質問させていただきます。 今回で言えば、八角は樽由来なのでしょうが、ぶどうとは直接関係ない香りですが、それを感じ取ることに何の意味があるのでしょうか？ ワインはそういうものなのでしょうか？ 決して、否定している訳ではありません。 vin-be様だからこそお尋ねしています。 面倒臭くてすみません。

Masanari

Masanari 様 ご質問ありがとうこざいます。 ワインの香りの発生を大きく区分すると３つに分けることごできます。 ・ブドウ由来の香り ・醸造の過程で生じる香り ・熟成によって生じる香り 上記はブドウの品種と熟度や産地、樽の種類や焦がし方、どんな状態でどれほど熟成したかによって出方も変化します。 八角は第3のアロマと呼ばれる熟成によって生じる香りでございます。 クランベリーやブルベリーはブドウ本来の香りで第1のアロマ 木樽のニュアンスなどは第2のアロマ 腐葉土やトリュフなどの香りは第３のアロマ 各々境界線はハッキリと分けられないような気もしてますが、概ね上記のような感じで分けられます。 ですので、香りから熟成が進んだワインかどうかを見分けることができるという訳です。

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例外もあって、タバコの香りは第３のアロマなのですが、トスカーナのカベルネ・ソーヴィニョンからは若くてもタバコの香りを感じることが多分にございます。 ブラインドテイスティングなどで、こんな一本を持参するとみなさま、やられた〜〜となります（笑） 熟成したボルドーじゃないよ、数年しか寝かせてないトスカーナだよ。みたいな感じでございます。

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すみません。 変な質問をしまして…。 自分で調べなさいって話ですよね(^_^*) そして、丁寧に説明いただき有難うございましたm(_ _)m 何か色々と考えていたら分からなくなってしまいまして…(^_^*) ついつい聞いてしまいました。 トスカーナのカベソーの話は面白いですね(^^) 大変勉強になりました。 自己研鑽します。

Masanari

そもそもビニカの有益性は多種多様なワインやワインの特徴を他者と共有することが出来る事です。コメント無しで★だけなら意味が無いと思います。詳細な分析が書かれていれば、そこからより深くそのワインをイメージできます。ただ美味しいでは無く、何故美味しいのか？そこに踏み込む気が無ければビニカー様方の詳細なコメントはソムリエまがいの自慢コメントと映るかもしれません。私は何故、どう美味しいのか？を知りたいので、vin-be様のコメントは大変参考になります(^ ^)

LSV

Masanari 様 こんばんは。 いえいえ、気になりますよね。小職もプロではないので、思ったままを綴っております。 タバコ香りはドライイチヂクやコーヒーの出がらしのようなニュアンスと混じって感じることもあり、かなり複雑でございます。

vin-be 1.1

LSV様 フォローありがとうございます。 小職もワインについてのコメントがあると参考にしております。 また、人によっては大なり小なり表現の仕方が異なりますので、それを踏まえてでございます。 小職は点数について思うところがございます。 デフォルトが2.5なので、その点数に引っ張られ高得点がつかないワインもございます。 デフォルトが点数なしならいいのなーって思ってしまいます。

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