やはり前回同様静かな立ち上がりがそのまま続き、上下方向は圧縮され少々抑えられた印象、イーストだったり花だったりベリーだったりが入れ替わり立ち替わりクリーニング屋さんの服コンベアーの様に淡々と事務的にグルグル切り替わる。 決して不味いワインでは無いが、この前半のニュアンスがどうも好きでは無く前回と同じでも面白く無いのでデキャンタージュしてみると抜けの良い感じでは無いが上下方向の圧縮感は直ぐに取れ自然なまとまりや弾力感、少量の甘味が溶け込んだ様な広い凪の海(魚が釣れない時の様な)に、舌と口に完全にブレーキが掛かるタンニンはしっかりと口内をコーティングし、少々の酸味はタンニンを際立たせる。 花粉、インク、イースト、干し葡萄やベリー系、全体的に広がる蜜など。 [本日の料理] 焼肉、割引きpaveさんは室温に慣らし極上のバターの様なコクと旨味がたまりませんなぁ〜( ´ ▽ ` )

super_kaki_p