La Lecciaia Rosso di Toscana写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインLa Lecciaia Rosso di Toscana(2012)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2020-05-27
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所池袋・信濃屋
購入単位ボトル
価格帯1,500円 ~ 1,999円
価格
インポーターフィラディス

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2012 ファットリア ・ラ・レッチャイア IGTロッソ・ディ・トスカーナ トスカーナ/イタリア デカメロンワイン・その3 14世期中頃の黒死病(ペスト)が猖獗を極めたフィレンツェを舞台に書かれた「デカメロン(十日物語)」を読み進めています。 当時のヨーロッパが、今の私たちが考えている以上に、強力にグローバル化され、言論や宗教、政治信条や門地、身分制度、恋愛や職業選択などに於いて、いかに自由であったか?  特に、都市や国境を跨ぐ移動の自由には、かなり驚きます。 この時期には、11世紀に始まった十次軍によってヨーロッパ世界がひとつのまとまりとして世界史の中に浮上してきた時期でもあります。 十字軍のムーヴメントと並行して、ヨーロッパ中が王侯貴族や巨大商人による国境を超えたネットワークでひとつになりつつあったことが、リアリティを持って感得できる書物でもありますね。 特に、イタリアは地中海世界の臍のような立地とローマに法王庁を擁する有利な条件が重なり、フィレンツェの金融やジェノヴァやヴェネツィアの海運が空前の活況を呈していた時期。 ルネサンスがイタリアから、フィレンツェから、そしてこの作品から始まったのは単なる偶然ではないのだなあ、とついつい世界史の教科書みたいなことを考えてしまうのでした(笑) 黒死病がフィレンツェを席巻したのが1348年、ボッカチオがデカメロンを書き始めたのが1348年で物語を完成させたのが1353年と言われています。  いま新型コロナウイルスによって大きな痛手を受けた現代の私たちは、これからの数年間で、いったい何を生み出し、後世に残すことができるのでしょうか? あ、ワインの話を忘れそうでした(*_*) 本日は、サンジョヴェーゼ・グロッソ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン&メルロ30%のIGTロッソ・ディ・トスカーナをいただいています(SG 60%説もあり)。 創業は1983年と、それほど歴史のあるワイナリーではありませんが、「お値打ちな極上ワイン」を造る事がモットーの生産者さんだそうです。 ワインは、やや熟成感の出始めた淡めのガーネット。透明感はありますが、少しマットな感じです。色合いに階調はなくフラットな見た目。 香りは、少し出力が弱く、途中でグラスをボルドータイプからブルゴーニュ型に換えましたが、ブラックチェリーやラズベリーのような、どちらかというと赤寄りのベリーMIX。 全体的に枯れ感というか、けっこうな熟成感がありますね。 スミレのような紫の花、黒いスパイス、茎や果梗を思わせる木質系のニュアンス…香りの要素もいろいろ出てきます。 口に含むと、滑らかな口あたりで軽めのボディ、ドライで酸のアタックは弱め、タンニンは必要十分で穏やかな第一印象の赤ワイン。 果実味は後退気味でミネラルの主張をより強く感じる状態です。 通勤途中の乗換駅でちょっと寄り道して買ったワインですが、1000円台半ばならお買い得と言えるクオリティだと思います。 物語の中の、少し猥雑な艶笑譚を軽く受け流す、程よい熟成感と上品さを持つエレガントなワイン。 やはりボッカチオの世界には、トスカーナのワインがよく合いますね!

iri2618 STOP WARS

L

たしかこの日の朝のニュース番組で池上彰さんが過去の疫病による変化!の中で、ペスト時代にはワイン作りが増えたと言ってました。 ペストでヨーロッパの急激な人口減少→労働人口の低下→労働力があまりかからずに厳しい環境でも育つ葡萄作りが盛んになったよう! 今回はコロナを機にテレワークなどのオンライン化が進んでいるように、何か大きな出来事の際には大きな社会の変化があるようですね!

YD

L

YDさん その番組は見ていませんでしたが、ペストの流行とワインづくりの発展が関係していたとは意外ですね。種を撒かないと収穫できない麦や野菜と違って、樹になる葡萄であれば、ある程度放ったらかしにできますね! そういえばプルゴーニュのオスピス・ド・ボーヌが設立されたのもフランスでペストが猛威を振るっていた15世紀でしたね。ヨーロッパ中で維持しきれなくなったり、持ち主がいなくなった葡萄園が教会や修道会に寄進されたものとも思います。翻って現代のコロナ禍でワインづくりが変わるのか、変わらないのか? たぶん後になって見ればハッキリわかる、大きな変化が訪れるのでしょうね(@_@)

iri2618 STOP WARS

L

見覚えのある建物が(笑) vinicaを始めてから読書の時間が大分減ってしまいました(苦笑)

糖質制限の男

L

糖質制限の男さん 帰りがけに夜空を見上げたら、キレイな月が出ていたもので、つい(笑) まあ、なんと言うか日常の景色が戻ってきた感じですね♪ 私もvinicaを始めてから、随分ワインとスマホに時間をとられていますが、副効能で、音楽や文学に対する理解や共感が強くなった気がします。酔っ払いの自己弁護ですが、ワインには感覚の拡張や増幅の効果があるのではないでしょうか?(笑)

iri2618 STOP WARS

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