味わい |
| ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香り |
ワイン名 | Maison des Joncs Hautes Côtes de Nuits |
---|---|
生産地 | France > Bourgogne > Côte de Nuits |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Red Wine |
2020/09/20
(2018)
メゾン・デ・ジョン・オート・コート・ド・ニュイ2018年を頂いてみました。 ブルゴーニュで韓国初の女性醸造家ジェ・チュウさんのマイクロ・ネゴスのワインになりまして、初ヴィンテージは2017年になります。 このワインはヴォーヌ・ロマネ付近の畑からで、他にもアロース・コルトンやサヴィニー・レ・ボーヌの赤、シロはボーヌのプルミエと4週類。わずか数樽ずつと非常に少ない生産量になります。 ブルゴーニュでは大変苦労をされながらもディプロマを取得。ドメーヌ・デュジニーで仕事をしながら自分のワインも作り始められましたが、ローヌのシャトー・グリエの醸造責任者に大抜擢されて、今後は自身のワインを作るのか否かは未定のようです。 少しオレンジ掛かったペールなルビー色。 ストロベリー屋ラズベリーにシナモンやクローブを感じるベリー・ウォーターなアロマ。 ライトな色調とフレッシュ・ベリーのアロマで、ライトなエントリーと思いきや、とても粘性の強いオイリーなテクスチャー。ストロベリー・リキュールにスパイシーなタンニンと酸味を感じ、ヒートを感じる長い余韻。果実には噛むようなコクがあり、ストラクチャーの綺麗なワイン。 翌日は甘い梅紫蘇系の風味や旨味を感じ、ボディの骨格がしっかりとしてきます。とても密度の濃い液体感で、とても満足なオート・コート・ド・ニュイでしたが、今後の熟成をさせるワインが買えないと言う残念な状況です。 他のアロース・コルトンやサヴィニー・レ・ボーヌは数年後に試してみたいと思いますし、シャトー・グリエも含めて、とても楽しみな方だと思います。