フランス南部のラングドック地方、ワン ワイン シャルドネ2020を缶で。シャルドネ100%。 色味はレモンイエロー、香りは洋ナシのバランスに苦味を伴うグレープフルーツのニュアンス、かなり強めに焦げ感を伴う火打石のミネラル感。 飲み口は中庸な重さの口当たり、豊かな果実味にバランス良い爽やかな酸味。後味にやや強めに苦味が入る。 サントリーがボージョレー地区の生産者Georges Duboeufと組んで作った缶ビールならぬ缶ワイン。250ml≒グラスで約2杯ちょっと、で何気ない平日の夜に少しだけ飲み切りで頂けるジャストサイズ、が売りのワイン。確かにヘビーなボトルを開けるのはためらう日があるが、そういう敷居の高さを払拭する意味では、ワイン好きの裾野を広げる良いコンセプトと思う。 缶ビールもそうだが、缶なので気軽に開けられるものの、頂くときは瓶に入っているものと思ってきちんとグラスに移した方が、香りが広がりより良いのでお勧め。

TKR