Dujac Fils & Père Morey Saint Denis写真(ワイン) by ぺんぺん

Like!:33

LLLL

REVIEWS

ワインDujac Fils & Père Morey Saint Denis(2021)
評価

4.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2024-04-29
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    ぺんぺん

    職場で試飲 開けてから数日経ったもの…だったはず フローラルなエレガントさが、小さなテイスティンググラスからも溢れてくる 別のジュヴレと飲み比べもしたけど、私は柔らかくしなやかなこのモレが好き(*ꆤ.̫ꆤ*)♥ ↓ 創設者のジャック・セイスはベルギー出身で、ドメーヌ創設の前に2ヴィンテージをブルゴーニュで過ごし、ジェラール・ポテルの元、ドメーヌ・プス・ドールでワイン造りを学んだ。その間に、DRCのオベール・ド・ヴィレーヌやアルマン・ルソーのシャルル・ルソーらと親交を深めている。 そして1968年に4.5haのドメーヌ・グライエを買い取り、自らの名前、ジャックをもじってドメーヌ・デュジャックと名付けたのだ。現在はジャックの息子、ジェレミーとアレックがそれぞれ醸造と販売を担当し、ドメーヌを実質的に引き継いでいる。ジャックの妻もジェレミーの妻もアメリカ人で、ジェレミー夫人ダイアナは醸造学を修めたエノローグである。 「モレ・サン・ドニ」は、今やモレ・サン・ドゥニを代表する大ドメーヌとして勇名を馳せるドメーヌ・デュ・ジャック。このデュジャック・フィス・エ・ペールは、ネゴシアンといっても単に畑が自分たちが所有していないだけ。畑の管理や手入れ、ブドウの収穫までドメーヌのスタッフが行う。ブドウの購入契約は量に応じてではなく面積単位。したがって収量制限も思い通りとなる。実質的にはドメーヌものと変わらない。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、使用酵母:天然酵母、 ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、 収穫方法:手摘み、 農法:ビオロジック DUJAC FILS ET PERE MOREY SAINT DENIS デュジャック・フィス・エ・ペール モレ・サン・ドニ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ 原産地呼称:AOC. MOREY SAINT DENIS ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 村の面積の3割を(5つの)GCが占めるモレ・サンドニの味わいの特徴 ↓ ジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ ミュジニーの2つの華やかなイメージの村に挟まれて、地味なイメージを持たれてしまっているモレ・サン・ドニ。 ジュヴレとシャンボールの間を取った中庸な味などと、「あまり特徴が無い」というような表現をよくされてしまいますが、実際はどうなのでしょうか。 味わいの面から分析してみると、モレ・サン・ドニの味の特徴は「甘い」です。 ジュブレ・シャンベルタン、ニュイ・ サンジョルジュ、シャンボール・ ミュジニーといったワインをモレ・サン・ ドニと共に造っている生産者のワインを比較しながら飲むと、 それぞれの生産者の違いを超えてモレ・サン・ ドニに共通する「甘さ」を感じます。 もちろん甘いと言っても砂糖のような甘さではありません。 例えるなら高密度で粘度の高い「黒い果実」 のフルーティーさです。 モレ・サン・ドニのワインは酸味が控えめなので、タンニンの強さで果実味を支える、ような味の構成がその甘さを引き立てているのです。 ジュヴレ・ シャンベルタンなど華やかに感じるワインの味わいの特徴は、酸味が味わいの骨格を形成して果実味を支えていることです。対してモレ・サン・ ドニは酸味が穏やかなため、果実味が重く感じ、それが味わいにおいて地味なイメージにつながっているのではないでしょうか。

    ぺんぺん

    ぺんぺん
    ぺんぺん

    OTHER POSTS

    • L
    • L
    • L
    • L
    • L
    • L