Knez Winery Cerise Vineyard Pinot Noir写真(ワイン) by chambertin89

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REVIEWS

ワインKnez Winery Cerise Vineyard Pinot Noir(2013)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2020-04-11
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    chambertin89

    【今夜は月例ワイン会 4月】3 さて、いよいよ謎の覆面レスラーの登場です。 虎だ!お前は虎になるのだ! たぁっー! っておわかりの貴方は昭和30~40年代世代ですね。(ФωФ) リラックスして入室した私ですが、テーブルの上にアルミホイルに包まれたボトルを見た瞬間、いや~な気持ちになりました。 人間、ブラインドを出題する立場になると全知全能の神になったような錯覚を覚えますが、いざ解答する立場になると迷える子羊のような心許ない気持ちになるものですね。(>_<) 気を取り直して。 トップの写真をアルミホイルのにして、私の推理を書いていくのが読み物としては面白いですが、多分削除されますので(^_^;)))、やむを得ず写真はネタバレ。 ボトルの形はなで肩なのでブルゴーニュタイプですが、ブラインドテイスティングにそんなものは参考にはなりません。 (ФωФ)ボルドータイプのボトルに入ったボジョレーで騙してやろう!ヒヒヒヒ・・・ なんていう意地悪な人もいるのですから、なで肩のボトルに入ったポイヤックがこの世に存在しないと誰が言えるでしょうか? そもそも、それ以前にブラインドテイスティングはワインそのものに向き合うべきであって、ボトルの形には意味はありません。 ついでにグラスの形状にも(以下同文。) それとあの人の出題だから多分ブルゴーニュだな等という考え方も(以下同文。) と自分に言い聞かせてグラスの中のワインに向き合います。 ゆーも様がボルドータイプのグラスである事を指摘されましたが、確かにボルドータイプに入ってますが、それはたまたまです。 (月例会ではスパークリング、ブルゴーニュ、ボルドーの3つ、たまには4つしか使わせてもらえません。私の企画するワイン会では贅沢に使わせてもらっているので、そこまで使わないにしてももう一つ二つ使わせてもらっても良いんではないかなとも思うのですが。笑) (外観) 色は紫も窺える透明感あるルビーレッド。 これは赤ワインですね。(赤い色をした白ワインという可能性も0とは言えませんが。笑) ピノ・ノワールっぽく見えますが、薄いボルドー、ローヌ、イタリア、スペイン、ニューワールド、濃いめの日本ワインという事もあり得ます。(笑) 粘性は普通~ややあり。 (香り) まず、ベリー香を感じます。 フレッシュなそれではなく、やや熟成が進んだ印象。 2015より古くて2010あたりよりは新しい確率が高いですね。 が、仮にブルゴーニュだとしたら、ワイン購入から遠ざかっていた2005以降のヴィンテージの特徴はイメージ出来ませんので、ヴィンテージを当てるのは諦め、品種と産地は当てたいと思いました。 ほぼ、ピノ・ノワールで差し支えないと思いますが、ピノ・ノワールっぽい香りのローヌの可能性も残します。 と考えているせいか、ブルゴーニュのピノ・ノワールにはあまり感じない香りも拾えたような気がして、この時点では何となくピノ・ノワールであってもブルゴーニュではない可能性が高く思えました。 (味わい) 程よく酸味を感じるミディアム~フルボディ寄り。 ピノ・ノワールとしては凝縮感があり、香りの印象よりも若いです。 ブルゴーニュのピノ・ノワールのような冷涼感もあり、ニューワールドの可能性は低いように思いますが、さてどこだろう? 最近、良質なピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)が目立つドイツにしようかなと思いました。 ここで、ご主人から比較の意味でという事でパカレの2014ポマールの登場。 「ポマールの方が古そう」というゆーも様のご意見でしたが、「それは引っ掛けかも。新しく思わせてポマールより古いかも」と指摘させていただきました。(笑) (私の答え) 2016、ドイツ、ピノ・ノワールでお願いします。(>_<) って、特に解答は求められなかったので、言いませんでしたけど。(笑) (解答) ケイネズ・ワイナリー セリーズ・ヴィンヤード・ ピノ・ノワール2013。 2013×(>_<) ピノ・ノワール◎(^_^)v アメリカ、カリフォルニア、アンダーソンヴァレー×(>_<) ヴィンテージは私のひねくれた考え通り、パカレより新しいと思わせて古かったですね。 パカレなので熟成が進んだ印象を受けやすかったと思います。 産地がアメリカ、しかもオレゴンでなく、カリフォルニアなのは意外でした。 紐付けを見るとiri2618様も高く評価されてますが、もう存在しないワイナリーですか? 長くなりすぎたのでこの位にして、このワインについては宿題とします。 なかなか楽しいブラインドティスティングでした。

    chambertin89

    L

    私は読書、中でも海外のミステリー(推理小説)が好きですが、ミステリーではよく「見えているものは実は別な意味を持っていた。」という事がよくあります。 あるいは「信頼出来ない語り手」。 どちらも叙述トリックというやつです。 ネット検索すると「叙述トリックとは、ある事柄や一部の描写をあえて伏せることによって、読者に事実を誤認させるテクニックのことです。」 このブラインドテイスティングを別の角度からお見せしましょう。 入室してすぐにアルミホイルに包まれたボトルを見た後、実はボトルに近寄るとキャップシールがなく、コルクが剥き出しになっているのに気付きました。 ここに産地の正解を導き出すヒントがあったのですが、別な事に気をとられてしまった私がその事に気付いたのは正解を知ってからの事になりました。 私の気を逸らせたレッドヘリング(推理小説などの手法の一つ。読者の注意を真犯人からそらすため、わざと提示される偽の手がかり。燻製ニシンの臭いで猟犬の注意がそらされることに由来する。)、それはコルクのトップに記された「K」の文字。 4枚目の写真からもお分かりでしょう。 ケイネズワイナリーのワインを飲んだ事がなかった私はそれを見て「これはブルゴーニュでは見た事がない」=「産地はブルゴーニュではない確率が高い」とその時点で判断していたのでした。 上のコメントを読むとワインを飲んだ情報のみから推理をしているように読めますが、ドイツとしたのはこれによるところが大だったのです。 ヤマカンですね。 私のミスはそれに気を取られてしまって、キャップシールがない事を「キャップシールは取ってあるのに抜栓してないな。そこにヒントになるKって文字が見えてるのに。仕込みの詰めが甘いですな。笑」と思い込んでしまった事でした。 実はキャップシールは最初からなかったのです。 そこに思い至れば、カレラ等を連想しアメリカ産である事を当てられていたはずでした。 加えてパカレを比較に出される前までヴィンテージは2012か2013にしようと思っていました。 悔しいったらありゃしない。(笑)

    chambertin89

    L

    ルール無用のブラインド。。(謎w ワインミステリーみたいでとても読み応えがありました。 キャップシール編が特にイイ(笑

    Eiki

    L

    素晴らしいUSピノを飲まれましたね! このワイナリーはもうなくなってしまいましたが、本当に素晴らしいピノ・ノワールとシャルドネをつくっていました(>_<) 私は、vinicaを始める前に何度かいただきましたが、このワインはケイネズのスタンダードのキュヴェではなく、セリーズ・ヴィンヤードというシングルヴィンヤードものです。スタンダードは抜栓、即美味しい! ですが、シングル・ヴィンヤードは、1日目はうんともすんとも言わず、2日目はいきなり桃源郷という印象です。いま、私の手元にもセリーズの2012があるので、近々飲んでみますね\(//∇//)\

    iri2618 STOP WARS

    L

    そこまで言えるchambertinさんは凄いと思います!!

    アトリエ空

    L

    Eiki様 ありがとうございます✨ 意図したように伝わったようで嬉しいです。(^_^)

    chambertin89

    L

    iri2618様 ありがとうございます✨ ブラインドではなく、フルボトルでいただきたいワインでしたが、もうないんですね。(>_<) ネットショップにはまだ在庫があるようなので検討したいと思います。 シングルヴィンヤード、確かにエチケットにも記載ありましたね。 ありがとうございます。

    chambertin89

    L

    アトリエ 空様 終わってからは何とでも言えますので。(笑)

    chambertin89

    L

    iri2618様のご指摘によりセリーズ・ヴィンヤードに訂正しました。 ありがとうございました。(^_^)

    chambertin89

    L

    タイガーマスクは現代版があるみたいです。 懐かしの敵役が、新しいタイガーの指導役だったり、 スプリングタイガーなんてもの出てきます。

    vin-be 1.1

    L

    vin-be様 それは存じませんでした。 ちょっと見てみたいですね。(^_^)

    chambertin89

    L

    ブラインドテイスティングは難しいですよね^^; 自らの経験から導き出すしかないので、それまでのワインの遍歴も試されているかのような感じもちょっとドキドキしますしね(^◇^;)

    bacchanale

    L

    bacchanale様 出題するのは簡単ですが、ブラインドはやはり難しいですね。(>_<)

    chambertin89

    L

    一つの結論に至るまでの過程を、ここまで論理的に説明出来るchambertin89さんに脱帽です。 ワインの造詣の深さが半端でない。 私だとどっこから謎解きを始めればいいのかその入れ口さえ見つけられそうもありません(〃ω〃)

    糖質制限の男

    L

    糖質制限の男様 ありがとうございます✨ ですが、当たらなければどうという事はありません。(笑)

    chambertin89

    chambertin89
    chambertin89

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