NV マルキ・ド・ビュッシー　クレマン・ド・ボルドー ブリュット　　（アントル・ドゥ・メール）　ボルドー/フランス 金曜日のワイン。 テニススクール後の、恒例の家族飲みワインです。 こちらは、ご縁があって福岡のデパートから取り寄せた「泡セット」の中の1本。 クレマン・ド・ボルドー、普段はあまり接点がなく、数えるほどしか飲んだことがありません。 そんな、自分ではなかなか買うことのないワインに出会うことができるのも、ワインセットの魅力ですね♪ ちなみに、こちらのクレマンは、構成比は不明ですが、メルローとセミヨンのアサンブラージュだそうです。 さて、外観は微かにグリーンのトーンを帯びた、輝度と透明度の高いプラチナゴールド✨ 泡立ちはきめ細かく、勢いと持続性があります。グラスに注ぐと、ムース状の泡が分厚く表面を覆い蓋をする状態が続きます。 グラスからは、フレッシュなレモンや青リンゴなどの果実香と、白い花の香り。 口に含むと、プチプチぴちぴち心地よい泡の刺激。 すっきり爽やかな果実味たっぷりのシンプルな風味ですが、意外にボディに厚みがあり、味わいにも「芯」のような塊感があります。 この塊の中に、「苦み」と「旨み」と「エグみ」を足して3で割ったような味覚要素があって、ジワジワと味蕾に滲み込んでくるような感覚…ん⁉︎ 何だコレ？ ロワールやブルゴーニュのクレマンではおよそ感じたことのない味わいなので、これはおそらくメルロー由来のテイストではないでしょうか？ やはり、ワインセットの醍醐味というのは、こういう未知の味わいとの出会いだなと思います✨

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