コストコのプライベートブランド「KIRKLAND Signature」の、サングリア。サングリアの本場スペイン製。アルコール6%。そしてなんと1.5Lで700円。ほぼ同じ瓶と思われる同じKIRKLAND Signatureのカルフォルニアカヴェルネソーヴィニオンですら1300円くらい（これも異常に安いが）なので、またこれも異常に安く思えてならない。ここまで書いてて、台所で料理酒を飲み始める人間のような事をしてるのでは無いかと不安になってきた。 瓶を見ると「最高級のグレープと地中海のスパイス、そしてバレンシアオレンジのエッセンスを二世代に渡って伝わるスペインの家庭のレシピで作った。そしたらスペインの夏の魂ともいうべきサングリアになったよ」みたいな英文。スペインの夏のスピリットっていいな。情熱のサングリア・ロッサ、アンダルシアの乾いた風、と言った単語が浮かぶ。 で、このサングリアだが書いてある通りで、グレープとオレンジの風味の、ちょっとスパイシーなジュースと言った感じ。氷浮かべてもいいな。炭酸で割ってもいいかも知れない。さっき買ってきて今開けたばかりだし、ここら辺はこの夏に研究する余地がありそうだ。 ちなみに、俺の思うサングリアって果物入ってんだけど果物は入って無いのか、ともちろん思う。「これにフルーツを入れて一晩漬ければいいんじゃね？」と、まあ誰でも考えるとは思うのだが、サングリアと日本の酒税法はなかなか面白い。以下「」内Wikipediaより引用。 「日本では混成酒（いわゆる梅酒のような果実酒）を家庭で作る場合でも20度以上の酒に漬けることが前提となっているため、家庭用といえども作成した場合は酒税法違反となる（酒類製造免許があれば可能）[1]。どうしても飲みたい場合は一杯ごとに飲む直前に果物を入れる（ただし、これをサングリアといえるかどうかは別途検討が必要である）。」 だからまあ、個人がこれ（に限らず20度未満のアルコールの酒）にフルーツを漬けてしまうと酒税法違反だそうで。面白い。俺の中では「フルーツをワインに一晩漬けたもの」がサングリアなのだが、「ワインにフルーツとスパイスで風味付けしたもの」も、スパインの人に言わせるとサングリアだったりするのかなあと、そういう事を飲みながら考えた。まあ正直フルーツ漬けたくなるんだけどなこれは。 というわけで、この夏また買うと思いました。まずは氷浮かべて飲もう。

strngwrld

ちなみに正式名称は「KIRKLAND Signature CLASSIC RED SANGRIA」だと思います。

strngwrld