マルヴィラのランゲ・ビアンコ・トレウーヴェ。 ロエロを代表する生産者であるマルヴィラが、自社畑で栽培する白ワイン用ブドウ品種をブレンドして造る白ワイン。 多様な品種の使用が認定されている、ランゲDOCならではの逸品。 黄色と黒を基調とし、太陽をあしらったラベルも魅力的。 シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、アルネイス20%という非常に珍しいセパージュ。 ヴィンテージは2006だが、店員さん曰くまだ開いていないとのこと。 その忠告どおり、抜栓初日は香りも味わいも閉じていたのでしばらく放置。 色は黄金色。 蜂蜜、柑橘系の香り。 アタックは軽め。味わいはSBの印象が強い。余韻は蜂蜜。冷やすとミネラルを感じるように。 魅力なのは蜂蜜の香りと味わいで、アカシアの蜂蜜のようなフローラルな甘さ。但し、この蜂蜜感を充分に出すには時間の経過と適切な温度が必要。 全体的に上品で飲みやすいが、もう少し尖った個性が欲しかったかも。

mattz