ちょっとレアなミャンマーのスパークリングワイン。某有名シャンパーニュを連想させる色遣いのラベル、そしてその名も「シャン・パンヤ」。ワイナリーのあるシャン州にかけたネーミングなのでしょうが、B級パチモン感満点で、期待より不安のほうが先に立ってしまいます… 無名の土着品種とかではなく、意外にもソーヴィニヨン・ブラン100%で、アルコール度数は13%。 飲んでみると、うーん、泡が弱くてキレがない。ソーヴィニヨン・ブランを使ったスパークリングというのはいい着想と思いますが、醸造技術が追いついていないのか、ちょっと後を引く雑味が気になりました。同じワイナリーのソーヴィニヨン・ブランのスティルワインは美味しかったので、今後に期待、といったところでしょうか。クーデターで以前の鎖国のような状態に戻ってしまって、なかなか気軽にミャンマーには行けなくなっているようですけど。

apch2