新年初めのルージュは、ドメーヌ・クロード・デュガ・グリオット・シャンベルタン・グラン・クリュ2001年を頂きました。 昨年はロティの2001年グリオットでしたので、デュガの方はいかがでしょうか。 少しオレンジ掛かり、熟成を感じますが、濃い目の綺麗なルビー色。 完熟赤黒果実のジャムにミートやレザー、ほのかにミントも香ります。 素晴らしく甘い幾層にも及ぶ果実と思いきや、とても全体感はエレガント。まさしくシルキーでオイリーな優しい果実。凝縮感、密度共とても高く、細かく行き渡る酸味やタンニンとのバランスも秀悦。最初は少し湿った果実ですが、グリオットらしいグリオッティンな風味の果実で、すべての旨味が一つの球体の中に包み込まれているようで、素晴らしくロング・フィニッシュなエンディングです。 翌日は黒糖の様なコクのある果実味に優艶さも感じ、グラファイトやマッシュルーム、ブラッドディなど一歩複雑な風味も感じました。 相変わらずの素晴らしいテクスチャーとフレーバーを感じながら、ゆっくりとした時間を過ごすことが出来たとても素晴らしい熟成具合でした。 今でも十分素晴らしいのですが、まだまだ長いライフが続くと思います。

Marcassin

Marcassin大先生、おはようございます。 また！どえりゃ〜ワイン！開けてまんなぁ？ デュガの最高峰でんがな？ 漆黒に近い色合い！流石！デュガ！ 写真見ているだけで濃厚なグリオットの風味が香る様です。 今年もどえりゃ〜ワイン！期待してまっせぇ？

Katsuyuki Tanaka

以前もマーカッシンさんがこのワインを投稿されていたのを拝見して、昨年思い切って買いました。このワイン、20年近く寝かせてから本領発揮といったところでしょうか。コメントを読ませていただいて、もう一本買えばよかったと後悔しています。ショップにもう一本在庫がありましたが、そんなにポンポン買える値段では無いので…

kazJP

デュガのグリオット！！悶絶級ブルゴーニュ、写真からもう神々しい。。

Eiki

Katsuyuki Tanaka大先生 ありがとうございます。 どえりゃ〜ワインですが、いつかは飲んであげないとですね。六本木の師匠のところで頂いた09も素晴らしいグリオットでしたね。こちらは2001年というクラシックなヴィンテージですが、とても綺麗に熟成中でございます。 私はどう逆立ちしても大先生のどえりゃ〜ワインには敵いませんので、ご容赦くださいませ〜。。。

Marcassin

kazJPさま ありがとうございます。 デュガはシャルムも大変素晴らしいですが、グリオットは違う魅力がございます。 理想は3本位購入して最初の段階、その後の段階で最後をいつ頂くかなどですが、特にこのクラスのワインはとても高騰してしまい、そう言う事をするのが困難になりました。 ただこの頃はワイン造りの技術が非常に進歩しましたし、天候的に平均気温が高くなりこういうワインでもある程度早い段階から楽しめる様になったと思います。 昔はグラン・クリュは最低10年と言われて来ましたが、近年ですと5年位からでも行けるかも知れません。 でもお飲みになりたいと思ったときのお味の段階が満足で有れば良いとは思いますが。

Marcassin

Eikiさま ありがとうございます！ 今でもデュガのグリオットはある意味孤高の存在ですが、このヴィンテージの頃は本当に購入する事は奇跡の様でした。でも美味しく頂けて大満足でした。

Marcassin

Marcassinさま ありがとうございます。最近は早く飲める造りになっているんですね。私はワイン歴が浅いので、勉強になります。五大シャトーやいい造り手のグランクリュは頑張っても2本が限界なので、Vinicaのみなさんの投稿を参考に開けどきを決めていきたいと思いました。

kazJP

kazJPさま 確かに五大シャトーや銘醸ブルゴーニュのドメーヌ物、銘醸イタリアやカリフォルニア・カルトなど昔に比べてかなり高騰してしまいました。ただ昔は高いワインでも作りが良くない物もあり、そう言う意味では今の方がワイン全体の品質は著しく上がったと思いますし、世界中でワインの選択肢が随分と広がったと思います。 そうしますとその中でも個性が光るワインを求めてしまいますが、比例する様に高くなって行くというジレンマに陥ります。楽しめる範囲で気長に飲んで行くしかございませんね。

Marcassin