ロピアで約800円。イタリアの白ワイン。 外観はとても澄み切った明るい黄色。かなり色が薄めのビールのような色合い。脚は全くと言える程出ず、水のようにさらさらとした液質の6.5%。 香りは明確に蜂蜜香とキャンディ。バナナやパイナップルのような、南国フルーツのトロピカルなニュアンスも。香り自体の余韻はほぼ無く、すぐにスッと消える。 アタックは水のようにスムースで軽やか。飲み込むとふわっと甘味と僅かな苦味が喉に少しだけ広がる。余韻は短い。 甘味はジューシーだが、そこまでスイートな甘さという感じではない。まだ熟れ切っていない白ぶどうの実。蜂蜜香やキャンディ香もあり、甘やかながらベタつかず、余韻も短くすっきりしている。 苦味が意外とあり、甘味と1対1くらいのバランス。軽やかで爽やかな葉のような苦味。舌には感じず、喉で僅かに膨らむようなふんわりとした印象。甘味は余韻が短いが、苦味は中短めなので比較するとじんわり残る。 酸味はほぼ感じない。ただ蜂蜜にあるような僅かな酸のニュアンスは無くもない程度。 全体的に軽やかでトロピカル、ジューシー。一方で味わいは単調で薄めなので印象はあまり無い。薄めの蜂蜜感のあるワイン。安価なワインにありがちなエグみやツンとした尖りも無いので、デイリーのワングラスとして飲むなら悪くはないかも。度数も低く飲みやすくてジューシーなので、白ぶどうワインの初心者の入門ワインには良いと思う。

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