味わい |
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香り |
ワイン名 | The Hilt Pinot Noir Santa Rita Hills |
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生産地 | USA > California |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Red Wine |
2022/02/19
(2014)
価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)
2014 ザ・ヒルト ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ サンタ・バーバラ・カウンティ カリフォルニア/USA 土曜日のワイン。 一泊二日の熱海ショートステイから帰宅して、晩ごはんをいただきながら飲んだワインです。 帰り道に飲んだドイツのシュペートブルグンダーがしっくりこず、カリフォルニアのピノ・ノワールで記憶の上書きをすることにしました(笑) 全長50mm、なかなかのクォリティのように見える天然コルクを引き抜き、ワインをグラスへ注ぎます。 本日は、リーデル「ワイン」シリーズのピノ・ノワールと、「エクストリーム」シリーズのニューワールド・ピノ・ノワールを併用しています。 外観は、紫がかった濃いめのルビー。いやラズベリーレッドかな? 浅めながら、しっかりした階調の変化があり、脚もキレイに流れ落ちるタイプで、かなり唆られる見た目です。 グラスからは、フランボワーズやブラックチェリーのような赤〜黒果実、深紅の薔薇、ブラックペッパー、クローヴなどの黒〜茶色のスパイス、ダージリンやキームンのようなさまざまな産地や発酵の段階の紅茶、ローストアーモンドの香ばしさ、焦がしたカラメル、鉄のような金属的なミネラルなど、非常に多様で豊かな香り。 そして、濃厚な黒い土のニュアンス。 口に含むと、フルではありませんが、ハリと艶のあるぷるんとした質感で、なめらかな口当たり。 充実した果実感より強い旨みが先に立ち、濃厚な印象を受けます。 全体をしっかり支える豊かな酸があり、意外に鋭いミネラルの要素や、ジワジワ効いてくるタンニン、隠れたアクセントになっているスパイシーさなど、脇を固めるキャストも主役級の存在感があります。 甘露なアタックからはじまるワインですが、余韻はピリッと引き締まった大人の味わいで、最後に、ほんのり上品な苦みや塩味が残ります。 とても上質なピノ・ノワールで、ブルゴーニュ的だと思いますが、私は、それ以上にオレゴンのピノを思い出しました。 上品なチェリーっぽい旨みや後味に残るスパイシーさ、そして何よりセミドライな薔薇の香りが、ウィラメット・ヴァレーのピノ・ノワールのようです。 晩ごはんでこちらのピノに合わせたのは、賞味期限を激しく経過した肉のテリーヌ(150g)と残りご飯(1合半ぐらい)でつくったリゾット。 これには、帰りの電車で飲んだドイツ産シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の残り(ボトル2/5ほど)を、全量ぶち込んであります。 産地を超えたピノ・ノワール同士の出会いは、合わないわけがなく素晴らしく美味しいですね♪ 短い旅の締め括りとして、深い満足を感じた組み合わせでした。
2018/05/25
(2014)
サンタバーバラにて購入。 紫がかったガーネット 粘性は少なくサラッとしたテクスチャ 赤いベリー系、煮詰めたイチジク、スミレ、べっこうあめ、そして奥の奥に堆肥 抜栓後あまり時間が経っていないため結構酸が尖っている。 2日目 酸味が落ち着き堆肥臭もなくなり非常にエレガントな感じになった。 おそらくこういう感じがアメリカっぽくないとか、ブルゴーニュっぽいとかいう表現になれるんだろう。 ABCイザベルの、香りとパワフルさを控えめにした感じがする。 非常にコストパフォーマンスの良いワイン。おいしい。 細かく言えば☆3.7
2018/05/24
(2014)
サンタバーバラ初日、テイスティングルームにてグラスで飲んだ後、ボトルを購入。ABCに似ている、とのCA在住の方のブログ通り、サンタバーバラで試したピノの中では最もABCに近い。 紅のガーネット。抜栓とともに、いちご飴の香り。スワリングの後、深く吸い込むと少しだけ堆肥も顔を出す。 いちご主体のコンポート、いちごを煮詰めたまま鍋でしばらく放置したような印象。 酸味もあるが、軽く刺して去って行く。 あえて半分残し、今日も明日の違いを楽しむ。 【2日目】 1杯目はボトルから、2杯目はデキャンタから。前日に比べて酸味が落ち、初日勢いが先行していた人が、2日目に現実を知って落ち着いた感じ。 堆肥の香りは消え、いちごも薄くなったが、大人のワインに変身。
2018/03/12
(2014)
価格:7,000円 ~ 9,999円(ボトル / ショップ)
日曜の早めの晩飯 昨日のニーリーと飲み比べたかった これもいいなぁ
2017/05/05
(2014)
沸き立つアロマ、そして変化し続けるアロマは圧巻!2日目にはアロマがまさに爆発。初めは快活でチャーミングなイメージだが、徐々に薔薇のエレガントなアロマが現れてくる。更にその次は梅に桜のようなアロマが…⁈若干スパイスのニュアンスもある。アタックは 初日は鉄のような硬さがあったが、これまた2日目に和らぎ、チェリーのコンポートのようなじわじわと広がる、果実味たっぷりの旨みはまさにテロワールの表現。決して凝縮し過ぎず、透明感がある。シルクのようなタンニン、ラズベリーの酸味がきれいな余韻を残す。ABCイザベルの上位互換といったところか。数年寝かしたら一体どう成長するのだろう⁈
2024/01/09
2023/11/26
2020/01/25