家族経営を守り続けているブルゴーニュを代表するネゴシアン兼ドメーヌ。1731年、ブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでブドウ畑を所有し、ブドウの栽培と樽づくりを手がけたことに始まる。1768年にアロース・コルトン村へ移住した一族は、1797年にネゴシアンとして創業。コート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有、プルミエ・クリュを加えるとおよそ60haを所有する「コルトンの帝王」と称されている。代々継承されてきた「革新の精神」の実践により、4代目当主は「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させ、6代目当主はアルデッシルイ・ファブリス・ラトゥールュ地方やヴァール地方でその土壌の優秀さを見抜き成功させてきた。現当主7代目のルイ・ファブリス・ラトゥールも伝統に基づく製法を守りつつ、常に革新的な技術に挑戦している。