Jacky Truchot Charmes Chambertin Vieilles Vignes Grand Cru
ジャッキー・トルショ シャルム・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ グラン・クリュ

Jacky Truchot Charmes Chambertin 2002 どこまでもテロワールに忠実で、醸造過程におけるエゴを感じさせない。 DRCやLEROYの洗練された酒質ではないし、Henri Jayerの澄んだ華やかさとも異なる。 滋味溢れるクラシック・ブルゴーニュの本質がありました。

夏の晴山おまけの1杯は、たまたま隣の席にいた知り合いからのお裾分けでトルショーの Charmes Chambertin (2004). まったく力みのない体に染み渡る液体でした.

古き良きブルゴーニュへの郷愁を誘う味わい。 状態がとても良くて、安堵。意外と若さが残り、酸の背骨と旨味の密度を感じる。熟成による丸さ、穏やかさをたたえつつ、じわりとにじり寄ってくるような、静かな迫力がある。 良い酒だが、プレミアがつきすぎた値段を考えると、もう十分かな、と思わぬでもない。

とあるホテルで4万以下で見つけた。この値段で残ってるのはマジの奇跡ではないだろうか。 完全なる飲み頃で美しいルビー色、2005年の硬さは微塵もない 暖的で地の魂を強く感じる、超絶テロワール主義みたいなワイン。体はあまり感じず脳溝に染み渡る濃霧のようなアロマと余韻。 山岳崇拝のベースがわかった気もする。とても自然で人的創造を極力感じない。ただテロワールの実力的に☆4.5に届かない。受肉というか体を付与するにはモレサンドニ村が正解でトルショーのスタイルにドンピシャだったんだろうな。この前飲んだソルベの方が次元的に2個ぐらい上だった 畑が違えば神に到達していたかもしれない。

帯広ワイン会② ジャッキートルショー シャルム・シャンベルタン 2004 「幻のブルゴーニュワイン、 ジャッキートルショーと ベルナール・ロワゾーの水の料理を愉しむ会」に参加する為に 帯広遠征してきました(^^) 投稿対象はメインのワイン 2種。 赤も 素晴らしいワインばかりでしたが フィリップ・ルクレールの広域希少キュヴェが 20年近い熟成でも まだまだ 元気だったのが印象的。 モンジャール・ミニュレが ブルゴーニュで造る マルベックも面白かったですね(^_-) お料理も とても美味しく 楽しい遠征の夜でした♪

Jacky Truchot Charmes-Chambertin 2004 Jacky Truchotのワインは晩年の2000年以降しか経験がないが、比較的濃く、メラメラと湧き上がる妖艶な香りと味わいでローヌに近い印象があった。 しかし、このワインはどうだろう？ 04の所為か？Charmes-Chambertinらしい、淡い色合、赤いベリーの香りに、柔らかい味わい。 今迄飲んだ事のあるJacky Truchotとは全く違う、エレガントなワイン。 ソムリエールさんのお話では、90年代まではエレガントだったらしい。晩年はドメーヌを廃業し、自家用のワインだけ作り、それが06まで流通した様だ。 Jacky Truchotの真髄に触れた気がしました。 だから、ワインはやめられない。

最初固めでしたが段々開いてきてくれました(*^^*) でも、若いかな☆という印象でした(^-^) もちろん美味しいですれど♡

二次会＠シュマン