Dom. des Petits Champs Lins Bourgogne Hautes Côtes de Beaune Blanc
ドメーヌ・デ・プティ・シャン・ラン ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ ブラン

2011 ドメーヌ・デ・プティ・シャン・ラン ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ ブラン ブルゴーニュ/フランス 2日連続のおでんに合わせて、ブルゴーニュの白を開けてみました。 ドメーヌの名前もエチケットにも見覚えがなく、？と興味を惹かれたせいもありますが、紫のテーマカラーが目新しく、ついフラフラと買ってしまったブルシャルです（笑） 調べてみると、100年近く続いたふたつのドメーヌが結婚による分割相続を機に統合され、2009年に誕生したドメーヌでした。 紫は夫人と娘さんの好きな色で、発酵タンクも紫に塗られていました((((；ﾟДﾟ))))))) このオート・コート・ド・ボーヌ ブランは、樹齢50～70年のヴィエイユ・ヴィーニュのシャルドネ100％だそうです。 外観は明るく淡い麦わら色。粘性はそこそこで輝度、透明度は高い。 香りは穏やかな柑橘系と黄色い花。白檀チックなお香のヒントと微かに麦わら、ガンパウダー。全体に控えめで柔らかい印象。 時間の経過とともに、香りの中心が果実から花、ミネラルへと移行していきますが、なかなか面白い変化です。 味わいは、とてもドライですが、優しい果実感があり、酸はほどほどにある程度で、全体のテンションは低め。 突出した部分がなく、お料理をメインに楽しむためのワインとして、ちょうどいい塩梅のような気がします。 あまりに引っかかりがなく、するする飲めちゃうので、あっという間になくなってしまいましたが、もしかすると2日目に大化けするタイプだったのかもしれません⁉︎