Champagne Henriotシャンパーニュ・アンリオ

アンリオ家は17世紀からワイン造りに携わり、1808年にアポリーヌ・アンリオ夫人がメゾンを設立。家族経営の老舗シャンパンメゾンであったが、19世紀末の当主ポール・アンリオと、マリー・マルゲの結婚が大きな転機となる。マルゲ家がシュイィの最良の畑を所有しており「貴重な嫁入り道具」として、アンリオ家に寄贈したことから品質が大きく伸びた。現在のロゴマークは、アンリオ家のHとマルゲ家のMが組み合わされている。20世紀初頭、フィロキセラの流行や第一次世界大戦により畑は大きな被害を受けたが、1926年にエティエンヌ・アンリオが経営を継承し、畑の回復に尽力、海外市場の拡大とアンリオの成長に貢献。その後、故ジョゼフ・アンリオが経営を引き継ぎ、アンリオの名声を確固たるものに築き上げた。現在は、社長トマ・アンリオが中心となり、さらなる品質の向上を目指す。