Bouchard Père & Filsブシャール・ペール・エ・フィス

1731年、ミッシェル・ブシャールがボーヌで創業。織物商としてスタートしたが、1775年にヴォルネーの畑を取得し、ワイン業を開始。3代目のアントワーヌ・フィリベールの時代に、フランス革命の時に国に没収され民間に払い下げられた畑を次々に購入し、所有面積を広げた。1995年にシャンパーニュ・アンリオを所有するジョゼフ・アンリオが経営を引き継ぎ、畑から醸造などあらゆる面に置いて改革を行い、その品質をかつての名声の高みにまで一気に引き上げた。ブシャール・ペール・エ・フィスではテロワールを忠実に表現したワイン造りを目指しており、そのため樽香は多くても、少なすぎてもいけないというポリシーを持つ。そのため、コニャックのタランソー社と共同で専用の樽製造会社を設立し、それぞれの畑に合った完全なオーダーメイドの樽を調達している。